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パート1（1/1～7/30まで）・・・2023.07.20

以下紹介する史料は、元号が明治から大正に代わった一九一二（明治四五～大正元）年一年分にあたる、〓〓である。

　活字化にあたり、以下の点を方針とした。

一、仮名遣い、送り仮名および数字、記号は、原則として資料のとおり表記する。

一、漢字は、原則として普通に入力できるものはそのまま表記するが、現在は通用していないと思われる俗字・略字・異体字等には、下に〈 〉で通常の字を示す。

一、明らかに誤記と思われる箇所については、下に〔 〕で正しい表記を付すが、疑義のあるものや誤解を招きそうものには〔ママ〕を付す。注記も〔 〕で挿入する。

　『事務所の日誌』

〔表紙〕

　明治四十五年

　　　日　誌

　　　　　　神野新田事務所

〔本文〕

　　　　　　　一月一日　晴　午後三時ヨリ小雨

一　早朝起キ出ツレハ空ハ晴レテノ一點ノ雲ナク一同、社、寺ヘ参詣ス午前九時神野三郎殿耒〈来〉所事務員

　　及出入ノ者一同ヨリ年賀ヲ受ケ十時過ギ退散セリ

　　出頭人名左ニ

　　 神野三郎　神野清児　篠田五十次郎　伊藤富作　柴田慈悲蔵　岡田新蔵　田中佐市

　　 鈴木歳蔵　早川秀吉　松山新作　谷山惣四郎　渡辺金四郎　森 清市　大𣘺〈橋〉次郎

　　 岡田幾三郎　横井直三郎　松井六左エ門　鈴木萬平

　　正午ヨリ一同出豊シ伊藤氏留守居ヲナセリ

　　　　　　　一月二日　晴

一　本日ハ事務休ミ篠田、岡田、田中、留守居ヲナス

　　本日初荷壱束（糸■）松平商店ヘ送ル

　　　　　　　一月三日　晴

一　本日ハ始業掟米壱百四拾七俵蔵入セリ金納拾八俵分伊藤ハ二回大用水丁張ニ出張ス、在居ハ篠田、柴田、

　　岡田、田中、在居ス

　　　　　　　一月四日　晴

一　本日ハ掟米弐拾四俵蔵入セリ金納三十四俵ナリ

　　伊藤ハ二回大用水丁張ニ出張ス、在居ハ柴田、岡田、篠田、田中ハ掟米取立セリ

　　午前神〔野三郎〕モ耒所午後〔以下いずれも原文は「午后」〕帰邸ス

　　　　　　　一月五日　晴

一　本日掟米八拾参俵入蔵ス金納弐十八俵也

　　伊藤ハ二回工事場ヘ出張 在居ハ篠田 柴田 冨田 田中ナリ

　　　　　　　一月六日　午前中 雨天／午後 晴

一　本日掟米ハ六拾八俵蔵入セリ金納四俵也

一　篠田ハ円龍寺山門土臺石註文之為メ岡崎ヘ出張ス

　　伊藤ハ午前在居午後二回ヘ出張セリ

　　在居ハ篠田、岡田、田中ナリ

　　　　　　　一月七日　晴

一　本日掟米ハ壱百〔ママ〕拾俵蔵入セリ金納三十弐俵也

　　神〔野〕三〔郎〕参居ス 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ

　　伊藤ハ二回大用水丁張ニ出張セリ

一　本郡書記倉田要次郎氏午後一時頃参所熊本縣八代郡長ヨリノ依頼ニヨリ天然養魚ノ経営及新田収支予算ノ

　　件ニ付調査ニ出張セラレ雑談ノ後午後三時頃歸處セラル

　　　　　　　一月八日　晴

一　本日掟米ハ九十五俵蔵入セリ〔この行以下訂正〕金納十三俵也

　　篠田氏ハ用水路上ヘ出張セリ

　　伊藤ハ二回工事塲〈場〉ヘ出張ス 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

一　南設楽郡東郷村産業組合視察員杉浦與三郎 渡辺勇次郎 浅井久平、宇泉宇佐𠮷之四君

　　午後二時頃耒所信用組合ヲ種々視察シ柴田氏應接シ三時頃帰着セリ

　　　　　　　一月九日　晴

一　本日掟米ハ五十五俵蔵入セリ金納ナシ

　　伊藤氏ハ二回工事場ヘ出張セリ 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ 田中ハ午後銀行ヘ行ク

　　神三、篠田ハ下牟呂用水変通水利組合会議ヘ出席シ篠田氏ハ午後四時半頃耒所仝〈同〉五時半頃帰宅セリ

　　　　　　　一月十日　晴

一　本日掟米〔この行以下未記入。以下、同月一九日まで同〕

一　篠田氏ハ用水路川上工事塲ヘ出張ス

一　伊藤氏ハ二回耕地整理地工事塲ヘ出張ス 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ、岡田午前中三号講掛金不助者催足

　　〔促の略字カ〕ニ行ク

　　　　　　一月十一日　晴

一　本日掟米

一　柴田氏ハ信用組合ノ登記事項ニ付豊𣘺ヘ出張シ正午帰所ス午後在居セリ

一　伊藤ハ二回工事塲ヘ出張ス在居ハ篠田（午後新田巡回ス）〔カッコ内二行。この日以下同〕柴田（午前中

　　在豊ス）岡田（午後銀行ヘ行ク）田中ナリ

　　　　　　一月十二日　晴

一　本日掟米

一　本日ハ信用組合第十回通常総会開会午前十時半ヨリ理事会十一時ヨリ総会午後二時閉会ス

一　伊藤二回工事塲ヘ出張セリ 在居ハ柴田、篠田 岡田 田中ナリ 柴田ハ信用組合総会ヘ出席

　　　　　　壱月十三日　晴

一　本日掟米

一　伊藤氏ハ〔訂正抹消〕屋敷組合の今平氏死去ノ為メ休ム 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　一月十四日　晴

一　掟米ハ

一　伊藤氏ハ二回工事塲ヘ出張セリ

一　篠田氏ハ午前在居午後三号及二回工事塲ヘ出張 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

一　本日社宅建前ヲナス

　　　　　　一月十五日　晴

一

一　篠田氏ハ下牟呂用水路調査之為め下委員諸氏ト用水路見巡セリ

一　伊藤氏ハ二回工事塲ヘ出張ス

一　在居ハ柴田、岡田、田中等ナリ 岡田ハ午後出参シ本店ヘ金四千円也返金ス

　　　　　　一月十六日　晴　正午頃降雪

一

一　篠田氏ハ引續キ用水路調査之為上二本村迄出張セラ〔レ〕タリ

一　伊藤氏ハ二回工事塲ヘ出張 在居ハ柴田 岡田、田中ナリ 午後三時半ヨリ柴田出参ス

　　　　　　一月十七日　晴

一

一　神三耒所ス 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ト 伊藤ハ二回へ出張ス

一　本日ヨリ座敷の屋根瓦葺替ニ着手ス 御主人様眼病之為め東京市麹町区冨士見町波本九段医院第一号室ヘ御

　　入院セラル

　　　　　　一月十八日　晴

一　本日掟米

一　伊藤氏ハ二回工事塲ヘ出張 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ〔以下追加〕柴田氏ハ午前中信用組合登記

　　之為め出張ス

　　　　　　一月十九日　晴

一

一　神三殿耒所 二回養魚地〔ママ〕ヘ出張セラル

一　伊藤氏ハ例之通リ二回工事塲ヘ出張ス

一　在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ 田中ハ午後掟米不納者ノ催促ニ本村及三号ヘ出張ス

　　　　　　一月廿〈二十〉日　晴

一　伊藤氏二回工事塲ヘ出張ス

一　在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ 岡田ハ午後出参本社ヘ参千五百円送金ス

　　　　　　一月廿一日　曇

一　伊藤ハ二回ヘ在居ハ篠田、柴田、五号ヘ信用組合ノ件及掟米ノ細料金ノ催促ニ出張 岡田田中在居

　　　　　　一月廿二日　晴

一　篠田ハ三号及二回工事塲ヘ出張 伊藤ハ二回ヘ 在居ハ柴田、岡田、田中、ナリ 柴田ハ午前中三号ヘ田中ハ

　　午後出参ス

　　　　　　一月廿三日　晴

一　篠田ハ用水路調査之為委員ト共ニ川上ヘ出張

一　伊藤ハ二回、在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　一月廿四日　晴

一　篠田ハ引續キ川上ヘ出張中

一　伊藤ハ二回ヘ、柴田、岡田、田中、在居ス

　　　　　　一月廿五日　晴

一　神三氏午前中在居セラル 篠田氏モ午前中在居午後帰宅ス

一　伊藤ハ二回へ 柴田、岡田、田中在居ス 岡田ハ午後ヨリ出参ス

　　　　　　一月廿六日　雨

一　雨天之為メ所員一日在居ス

　　外ニ記事ナシ

　　　　　　一月廿七日　晴

一　伊藤ハ二回ヘ出張 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

 　　別ニ記事ナシ

　　　　　　一月廿八日　晴

一　神三午前十時耒所 午後二時帰宅セラル

一　篠田ハ午前中在居 午後二回工事塲ヘ出張ス

一　伊藤ハ二回工事塲ヘ出張ス

一　在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

一　三号惣代 伊藤惣太郎、榊原太郎𠮷、石部太助ノ三名耒所 午前中神三氏ト役塲ノ惣代及青年公事御所寺山

　　門工事小屋其之他種確保セラル

　　　　　　一月廿九日　晴

一　篠田、下牟呂用水路ヘ出張ス

一　伊藤ハ二回ヘ出張ス 在居ハ柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　一月三十日　晴

一　神三氏耒所 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中

一　伊藤ハ例之通リ二回工事塲ヘ出張ス

　　〔この日の記事、以下欄外に追加〕

◎本日富田主人御耒所円竜寺ヘ御越し午後四時御帰参セラル

　　　　　一月三十一日　晴

一　伊藤ハ二回工事塲ヘ 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ、岡田ハ十時ヨリ午後三時迄出豊ス 当日ハ米代金

　　之期日ニ付■平ヨリ七千弐百四十五円、青木精米分ヲ舩〈船〉界稲田京太郎ヨリ金参百四十五円受取ル夕

　　方小林新兵ヱヨリ七十八円五十銭入

　　　　　　　二月一日　晴 

一　神三氏耒所 在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ 岡田ハ午後ヨリ出参 中尾米八ヨリ金弐千百十円入本社ヘ

　　金壱千五百円送金ス

一　伊藤ハ二回工事場ヘ出張ス

　　　　　　　二月弐日　雨

一　本日雨天之為め工事ハ全部休ミ 居員一同在居ス

　　〔この日の記事、以下欄外に追加〕

　　二月二日

　　本日午前私立〔ママ〕東京大学耕地整理練習生十九名及縣安遠〔ママ〕技手郡ヨリ椎名技手附添ヘ新田視

　　察ヘ耒所午後田原ヘ向ケ出発セリ

　　　　　　　二月三日　曇

一　雨天翌日之為め工事モ充分出来ず常雇人夫丈ケ仕事ス居員一同在居ス

　　　　　　　二月四日　晴

一　伊藤ハ二回耕地整理工事塲ヘ出張ス

一　在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　　二月五日　晴

一　本日篠田氏ハ下牟呂用水路組合会議ヘ郵政所ヘ出頭セリ

一　在居員ハ柴田 岡田、田中ナリ 岡田午後銀行ヘ出張セリ

　　　　　　　二月六日　曇午後雨

一　本日午後雨天之為め工事ハ反日ス

一　在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　　二月七日　晴 

一　神三殿午後三時半迄在居ス

一　伊藤ハ二回ヘ出張ス

一　在居ハ篠田、柴田、岡田、田中ナリ

　　　　　　　二月八日　晴 

一　伊藤ハ二回工事塲ヘ出張ス

一　柴田ハ午後四時半迄本村役塲ヘ伊藤軍太郎ト出頭ス

一　在居ハ篠田、岡田、田中ナリ

〔この間四月初めまで記載なし。再開まで行は開けず〕

　　　　　　　四月四日　晴天〔次の行頭の○は赤字〕

○一　本日午前七時三十分着ニテ富田御主人様ニハ円竜寺建築之件ニ付直接円竜寺ヘ御出

　　　頭相成午後三時御耒所種々御打合セノ後午後六時汽車ニテ御歸名相成タリ

　　　当日神三殿御出張円竜寺ヨリ御歸宅セラル富田御主人御見送リノ為め柴田氏出参ス

　　　篠田氏ハ寺行伊藤氏ハ二回工事塲ヘ出張柴田ハ円竜寺ヘ出張在居ハ岡田、田中、冨田周𠮷ナリ

　　　　　　　四月五日　晴

一　篠田 柴田ハ寺行伊藤ハ二回ヘ出張ス 在居ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月六日　曇天

一　篠田 柴田氏ハ例之通り寺行伊藤氏モ例之通り二回工事塲ヘ出張ス

　　在居ハ岡田（午後出参）田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月七日　晴天

一　例日之通り別ニ記事ナシ

　　　　　　　四月八日　曇天

一　本日神三氏耒所午前中寺ヘ御出張 篠田氏柴田（午後四時ヨリ出参）寺行

一　伊藤ハ二回 在居ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月九日　晴

一　篠田氏ハ円竜寺ヘ出張ス 柴田モ寺行

一　伊藤氏ハ二回ヘ出張ス 在居ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月十日　晴

一　篠田、柴田ハ円竜寺ヘ行 伊藤氏ハ〔以下この行訂正〕三号地割出張

　　在居員ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月十一日　晴

一　神三殿耒所寺御出張 篠田柴田モ寺行

一　伊藤氏ハ〔以下八字分訂正〕三号地割ヘ出張ス 在居ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月十二日　晴

一　神三殿御耒居寺行 篠田ハ円竜寺行 柴田師團馬糞取■〔顕カ〕見ニ行 伊藤氏ハ〔以下一〇字分訂正〕二回

　　地割指入ニ出張ス 在居ハ岡田、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月十三日　晴

○一　本日御主人様ニハ午後御耒所円竜寺ヘ御行

　一　神三殿ニハ午前中寺行 午後御主人様御同行ニテ亦円竜寺ヘ御出張 篠田氏モ寺行

　　　伊藤氏ハ二回地割税入ニ出張ス 柴田ハ在居 岡田、田中、周𠮷在居ナリ

　　　　　　　四月十四日　晴

一　御主人様ニハ円竜寺ヘ御参詣セラル

一　神三殿ニモ寺ヘ御出張ス 篠田、〔ママ〕氏ハ寺行

　　伊藤ハ二回土管ばニ出張ス 在居ハ柴田、岡田、田中、周𠮷ナリ

一　本日宮城縣、宮城郡長髙岡松郎氏神野新田諸般之祝祭ヲナス 御主人及神三殿應接セラル

○〔赤字〕　　 四月十五日　曇（午後 晴）

一　本日ヨリ円竜寺ニ於テ宗租〔祖〕六百五十回忌相営みニ付 御主人様ニハ午前中ヨリ

　　円竜寺ニ御参詣セラル 本日鉄砲町御母堂様及御子供様及久屋町首道、鉄砲町大𣘺様御耒所寺参詣御一宿

　　セリ

一　神三殿早朝より寺ニ御参詣 篠田氏モ寺行

一　在居ハ伊藤、柴田、岡田、田中、周𠮷ナリ

○〔赤字〕　　 四月十六日　晴

一　御主人様初メ〔ママ〕御来客皆々抔〈等〉寺ヘ御参詣

　　神三殿モ寺ヘ御参詣セラル

一　篠田氏ハ用水路ノ件ニ付玉川ヘ御出張ス

一　本日久屋町奥様東京ヨリ御耒所相成タリ〔この行追加〕

一　伊藤氏ハ二回工事塲ヘ御出張ス 在居ハ柴田、田中、周𠮷ナリ 岡田ハ午前中大豆粕渡（酒井組料居〔所カ〕

　　九百枡 白井屋組料居 千百枡）午後寺参り

一　大橋様、首道様午後御帰名セラル

○〔赤字〕　　 四月十七日　晴

一　本日モ御一同様寺ヘ御参詣ナサル

一　午前十時富田御主人様御耒所直ニ円竜寺ヘ御参詣 篠田、柴田寺参り 伊藤ハ二回工事塲ヘ出張 在居ハ岡田

　　、田中、周𠮷ナリ

　　　　　　　四月十八日　晴〔次の行頭の○は赤字〕

○一　御主人様及富田御主人様外皆々様寺参り

　一　午前横三ツ蔵町ノ竹田ゑい様御来所セラル

　一　神三、篠田出参弐十日ノ御門跡様用諸器具買ヒ

　一　伊藤ハ二回工事塲行 柴田、在居 岡田ハ大豆粕澱 田中午前中出参午後寺参り 周𠮷在居ス

　　　　　　　四月十九日　晴

一　皆々様寺ヘ御越し相成タリ

一　本居より〔原文合字〕水谷、岸田本居、久屋御子供様御来所 直ニ円竜寺ヘ御越 事務員ハ御門跡様用意ニテ

　　多忙及び寺ヘ参詣ス

　　　　　　　四月廿日　晴

一　御門跡様ニハ午前九時豊橋駅着直ニ寺ヘ御越午後三時事務所ヘ御越夜十一時ノ汽車ニテ御西下相成タリ

一　篠田、柴田、外諸氏寺参詣ス

　　　　　　　四月廿一日　晴

一　本日銭替町及久屋町ノ皆様御帰名相成タリ 御主人様及奥様ハ御滞在セラル

一　事務員ハ色々と片付及寺行

　　　　　　　四月廿二日　晴

一　本日法主大様ニハ御歸名奥様ニハ御東上セラル

一　片付ニテ皆在居ス

　　　　　　　四月廿三日　晴

一　神三殿ニハ寺片付及諸事打合ノ為メ

一　篠田氏モ寺行及事務所

一　伊藤氏ハ外勤ス

一　外事務員ハ片付ニテ多忙ナリ

　　　　　　　四月廿四日

一　神三殿御来所

一　伊藤氏ハ外勤ス

一　外事務員在居ス

〔この間七月末まで記載なし。再開まで行は開けず〕

◎〔赤字〕 　　七月三十日　曇

天皇陛下ニハ御療養中之處 本日午前十二時四十分朋〔崩〕御セラル

一　神三殿御来所

一　篠田氏ハ廿九日より引續き用水視察之序に西三地方ヘ出張中 田中三号巡迴〔ママ〕ス

一　伊藤外勤 在居ハ柴田、田中、周𠮷ナリ